激昂型母親メリー氏と娘のジュリーさん

珍しくミーハーな話題ですが、ジャニーズの件では被害者の方は本当にお気の毒にと思うのですが、ジャニーズとかそのタレントには全く興味がありません。

なのでよく知らないのですが、ニュースのジュリーさんのお手紙文面には激しく反応しました。

はい、私も激昂型母親を持っていたひとりだからです。気持ちは非常によくわかります。

私はパニック障害とかにはならず、どちらかと言うと反面教師にしたので、子供達からは「母上がヒステリックに怒ったところを一度も見た事無い」と言われます。

そうでしょうそうでしょう、エッヘン!!

 

いやこれがですね、話せば長いんですが、例えば友達を突然連れてきたらそれに怒っている母親の大声が友達の居る部屋にまで聞こえてくる訳です。それってもうバツが悪いったらありません。

父親の部下の奥様に電話で怒鳴り散らしたり。

しかし突き詰めれば騒いでいるだけで理路整然とは全くしていません。プライドだけは超高いのです。娘のケアは普通の母親並みにはせず、いやお弁当を作るとかお金をかけてくれるとかはするんですが、こう声をかけたら娘がどう感じるだろう?とかいう配慮が全く無かったというか、わかっていてもわざと傷つく様にサディスティックに言い放つというか。

母親の事を思い何かをやってあげても、お礼ではなく短所ばかりを上げつらう。

子供に対して精神的ケア無し。自分のプライドが一番、なメリーさん風でした。

 

じゃ、大っ嫌いになれば?という話なのですが、これがまたジュリーさんのお手紙みたいに、子供の頃買い物ついでに私が好きで集めている可愛いシールを買ってきてくれたり食事に好物を揃えてくれたりするものですから、そういう気持ちが優しい部分もある訳です。好きな習い事、進学には協力を惜しまず湯水の如く費用をかけてくれる。

 

ですので、優しい部分と鬼の部分を両極端に併せ持たれている異常な状態に、子供はどうなると思います?

憎む、嫌う、それでいて有難いと思う部分もある。

子供なので自立して離れられない訳で、非常~に心が混乱する訳です。

精神がなんだか分離していく様な。

萩尾望都の「残酷な神が支配する」、あれです。義理父からの異常な扱いに弱みを握られ抗えず、水道から水がポタリポタリと落ちる様にまともな心を失っていく。)

 

しかし父親、他のきょうだいも母から全く同じ仕打ちを受けている訳なので、母親の事を皆、気が変な人だから、と愚痴を言い合い凌いで生きてきました。

 

事件で、医者にさせようとする教育ママの母親を娘が殺して川に捨てたというのが数年前ありましたが、どんな精神状態であったのかはとてもよくわかります。

実際に殺さなくても、自分の中で殺すことは出来る。

これもまた時々精神が分裂しそうな時もありますが、そこは何かで発散させるしかありません。カウンセリング?それも良いでしょう。しかし所詮それは医師のメシの種にしかならない場合もあります。

 

私の相方は黄色いハンカチ高倉健強烈!!昭和のちゃぶだいひっくり返し系オヤジなので、ちょこちょこと母親からこういう失礼な仕打ちを受け激怒し、「子供には700万年会わせない。」とはっきり呟きました。

どうして700万年という半端な期間なのかは謎。

なんだかどちらも大人げなくて庇えない様な気が。

 

で、結局末っ子の私は前半戦は可能な限り尽くしましたが、もうムリ、となり、心は永久に晴れませんが脱落しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Flag Counter