昨日知らないハワイの不動産屋さんからお手紙が届いた。
時々ニュースレター等が届く。
嫌ね、どこから個人情報を、とか思うが、複数のところから届く。
いつもならすぐ捨ててしまうが、気紛れにふと開けてみると「今は売り時、さぁお世話します!」みたいな内容だった。
コンドミニアムが築年数が古かろうと、日本と違いハワイの不動産はあまり値が下がらない。
聞いたところによると、日本とは全く工法が違うところによるらしい。
整備がしやすく長持ちするのかも?しれない。
で、そのお手紙を読むと、
〇このホテルコンドは築53年である。パイプ等老朽化した部分は随時修理されている状態。
〇固定資産税も管理費も増加の一途。収益は減って行っているが、あと数年するとマイナスになると推測。
〇日本人のオーナーが減っている。それは高齢化によるものであろう。
〇死亡などで名義変更が必要な場合、ハワイ州裁判所にて米国の相続法により4万ドル程度かかり、期間は3~4年を要す。
〇折しも円安。売るにはとても良い機会。
等とめっちゃ不安を掻き立てる内容となっている。
私は先日売却したが、もしぽやっと所有している人が読んだら恐ろしく思うだろう。
売らせるために若干大袈裟に記載されているものの、全てが全くのウソというわけでもない。
私も名義変更の事態が発生すると面倒だな、と思っていた。
これを子供にさせるのはかなり悪い。
それと管理費も爆上がりしている。そして申告の減価償却も近く終わりを迎える。
円安ではあるが、コロナ時の負担を考えるとさほど収益は出ないと思うが高齢者にとってはまぁ売り時と言えば売り時なのかもしれない。
しかし不動産業者とは、あと数年すると収益がマイナスになると推測される物件を売らせてまた他の誰かには別のセールストークにて買わせるのかと思うとなんだかやるせない。
新築物件とかなら良いかもしれぬが、でもハワイの近未来についてはあまり良い情報が無い。
人口がかなり減ってきている、アメリカの中でもダントツ物価が高い、治安はメインランドより良さそうでいて、すぐ近くに危険があったりする等々。
若者でも、最低ランクの住居で月25万円位するという。
気候が良く海も綺麗なハワイ。
これからは住んだり物件を持つのは要注意でも、時々訪れるには素敵なところだとは思うが。